全国高校サッカー選手権大会3年間の思い!!
鈴木です。
今回は、全国高校サッカー選手権大会への選手達の思いを直接感じてきた事を話したいと思います。
スクールを立ち上げ、鹿児島県神村学園サッカー部と契約をさせて頂き5年になると思いますが。5年のうち2年全国の舞台に帯同するこたが出来ました。しかも2年連続。96回大会と97回大会。とても貴重な経験になりました。
96回大会は、3回戦敗退。そして97回は1回戦敗退。どちらもゴールキーパーの活躍がありましたが。日本一になるには、もっともっと勝たせるゴールキーパーにしないといけないと思いましたね。
今回の97回大会は、ゴールキーパー3人の3年生がメンバーに入りました。その3人を代表してピッチに立ち続けていたのが坂ノ下陸。
坂ノ下陸は、鹿児島県育ちの選手。鹿児島にも優秀なゴールキーパーコーチがたくさんいる中で、色々なゴールキーパーコーチの方から指導を受けてきたのだと思います。今回、鹿児島県を代表して全国の舞台に立ち、鹿児島県のゴールマウスを守ると言う大役を背負って全国のピッチ上で表現してくれたと思います。
実は、坂ノ下陸は能力の低い選手だったんですよ。だけど変化させる自信は正直ありましたね。そもそも人間性がある選手ですから。
彼が1年生で神村学園に入学して4月から僕のトレーニングを本格的に始めた時は、当たり前ですが全くと言っていいほど思うどうりにできなかったと思います。でも、彼は心のどこかでレギュラーの座を勝ち取る思いはあったのでしょうね。彼自身の未来像をきちっと描いていたんですよね。そう思わされることはありましたね。
彼自身は、努力していましたよ。それは伝わりました。自分自身の足りないところを少しでも身につけようとしていたんだと思います。
僕は、残念ながら鹿児島へは月に一度しかトレーニングを行いにいくことができません、、、、、、、、、。
毎回、トレーニングに行くにつれて彼は変化していきました。僕の思う「プランニングGK」に!!
今回の神村学園3名のゴールキーパーは、ポテンションが高いゴールキーパーとそうでないゴールキーパーの2パターンの選手がいました。
「リアクションGK」・「アンティシペーションGK」
実際、試合に出続けていたのは「アンティシペーションGK」坂ノ下陸でした。
もちろん、「リアクション」に対応するためのトレーニングも行いましたが、、、、、、、、、。「予測する」戦術も実際行いました。この両方を3年間かけて行きました。
違いのあるゴールキーパーをそれぞれの特徴を伸ばしていく事も、ゴールキーパーコーチとして必要な知識になりますよね。
その中で、坂ノ下陸は自分の足りないところを「予測する」戦術を身に付ける事を行いました。
色々なタイプのある選手がいますがテクニックを身に付けるにも、戦術を身に付けるにも、しっかりとした「理屈」と「理論」を持ってないといけませんね。
それを3年間かけて熟成していく!!僕にとってもこの3年間はとても楽しい3年間でしたよ。
身体が大っきい選手にこしたことはありませんし、ポテンションが高い選手にこしたことはありませんが、選手自身の努力としっかりとした「理屈」や「理論」があればゴールを守ることが出来る事を坂ノ下陸は、表現してくれましたよ。
彼ら達との3年間は、僕にとっても大きな財産となりました。
今回は、残念ながら次に繋げることが出来なかったですが、これからの彼ら達の活躍を期待しています!
僕に出会ってくれてありがとう。
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