なぜ選手権で吉山太陽が、活躍出来たのか、、、、、?!

 

皆さんお元気でしたでしょうか?!

 

 

久しぶりのブログ更新となります。

 

 

鈴木です。

 

 

今回は、3度目の全国高校サッカー選手権大会全国大会にGKコーチとして帯同させてもらう事になり、そこで感じた事をお話ししようかと思います。

 

 

 

 

第96回・97回・今回の第98回と3年連続で全国の舞台を経験させて頂きましたが、今回の大会のメンバーには、GKの選手が2名。島根県益田市出身の選手がメンバーに入っていました。

 

 

そして、チームマネージャーで帯同していたのも、島根県益田市出身のGKでした。

 

 

ファーストゴールキーパーとして、2年生の吉山太陽。

 

 

セカンドゴールキーパーとして、3年生の山谷海人。

 

 

チームマネージャーとして、3年生の齊藤颯。

 

 

この3名が、島根県益田市出身として鹿児島を代表して全国の舞台へのメンバーとなりました。

 

 

 

彼ら達は、鈴木ゴールキーパー育成スクールのOBです。

 

彼らが、小学生の時にスクールに入会し県外へとチャレンジする事になり、今度は同じチームでレギュラー争いをするという形になりました。

 

違う土地で、益田市の選手がレギュラー争いをする。しかも1人しかピッチに立てないゴールキーパーというポジションでのレギュラー争い、、、、、、、、、。

 

過酷なレギュラー争いになる事は承知で、彼ら達は同じ場所を選んだのです。

 

トレーニングの時も、彼ら達からはレギュラーを獲得する為に努力し日々私の厳しいトレーニングを受け、お互いを意識し合い成長していきました。

 

皆さんもご存知の通り、この3名のゴールキーパーの身長はゴールキーパーとしては「小柄」、、、、、。

 

だけど、ゴールを「守る」事はできるよ!!!!

 

それが、「合い言葉」でした。

 

そして、最終的にレギュラー争いを勝ち取ったのは、2年生の吉山太陽でした。

 

吉山太陽のプレーを、私が見た中では。

 

正直、、、、、、、、、。

 

年間を通して。

 

全くと言っていいほど、良いプレーが見られず、、、、、、、。

 

選手権を迎えることになりました。

 

吉山太陽本人も、きっと「上手くいってない」そんなふうに思っていたんではないかと思います。

 

吉山太陽も、2年生ということもあり、色々なプレッシャーを背負い日々過ごしていたんだと思います。

 

 

そんな上手くいっていな、吉山太陽に声をかけていたのが、3年生の2名のゴールキーパー達です。

 

3年生のゴールキーパーは、山谷海人と齊藤颯の2名。

 

この2名が、吉山太陽に対して声がけをしていたのです。

 

実際、、、、、、、、。

 

私がこの2名の立場だったらどうだったでしょうか、、、、、、、??

 

2年生に、レギュラーを奪われ。もしかしたら試合に出れるかもしれない!!!

 

レギュラーを、奪い返すことができるかもしれない。

 

正直。そんな事を思うと思うんです。

 

でも、3年生ゴールキーパーは違いました。悔しさを「胸に秘め」その「感情も押し殺して」最後まで正々堂々吉山太陽とレギュラー争いを行っていたのです。

 

 

3年生ゴールキーパーをレギュラーにさせる程育成が出来ませんでしたが、、、、、、、、、。

 

私は、この2名の3年生ゴールキーパーに、学ばせてもらいました。

 

ゴールキーパーというポジションのレギュラーを勝ち取る難しさと、その悔しさ、、、、、、、、。

 

その中でも、試合に出ているゴールキーパーの支えとなる「役目」。

 

本当に、ドラマみたいな事があるんだな。そんなふうに思います。

 

 

私自身も、拘っている事があります。

 

それは、「チームキーパー」!!!!!

 

試合には、1名のゴールキーパーしかピッチには立てません。

 

だけど、ゴールキーパー仲間は私を含めて存在する。

 

時には、レギュラー争いをお互いがし。

 

時には、お互いを支えとなる立場となる。

 

「チームキーパー」の意味を選手達に分かってほしいと思っている。

 

ゴールキーパーは、チームでの「最高の脇役者」!!!!!

 

その、脇役者はこの2名の3年生ゴールキーパーだったのではないかと思う。

 

だから、吉山太陽が。

 

主役になれたのだと思う。

 

 

山谷海人・齊藤颯。

 

私に、出会ってくれて。

 

ありがとう!

 

 

鈴木勝久
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