鈴木です。
今回は、架空のゴールを作ってのトレーニングの紹介をしたいと思います。
どちらかと言いますと、チームトレーニングに効果的だと思います。
架空のゴール?!一言で伝えることは非常に難しく思いますが、、、、。
通常のゴール以外に様ざな場所にゴールがあると言う設定になりますかね(笑)
上手く伝えられるか分かりませんが、頑張ってみます(笑)
ゴールの設定
先ずは、ゴールの設定になりますが。
言葉では、難しいので図で説明したいと思います。
①のゴールは「本来のゴール」と思ってもらって、②のゴールは「架空のゴール」の設定と思ってもらえたらいいです。
②のゴールに関しては、本来のゴールを使わなくてもいいと思います。例えば、コーンを使ったゴールでもいいですし、小さなゴールのサイズでもいいかと思います。
状況の設定を何にするかによって変わってくるかと思います。
ゴールキーパーとしては、この2つのゴールを守るということをさせます。
この写真では、クロスの状況をトレーニングしています。
目的としては本来のゴールにポジショニングをとります。
守るゴールを架空のゴールとして設置しています。
本来試合中には、こんな所にゴールはありませんが。
架空のゴールを守るという設定で、クロスの状況のファーへの対応のトレーニングを行なっているという状況です。
なんとなく、わかっていただけたでしょうか??(笑)
架空のゴールのイメージとアレンジ
架空のゴールのイメージとして、ゴールのサイズや角度なんかをイメージすることが必要かと思っています。
例えば、、、、。
下の写真のように、小さなゴールを置くことによってこのゴールを守るようなイメージを作ります。
実際は、「プルバック」の状況の「ワンシーン」を作っています。
そして、緑のラインの架空のゴールを守るという設定にしています。
本来のゴールに対して、もっとも危険な場所が「緑のラインのゴール」になりますので、
このように、トレーニングの中で架空のゴールサイズをイメージしておくということは、効果的ですし「アレンジ」すると色々なゴールがイメージできるかと思います。
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技術スキルの連続と差別化
今回の、この写真のシーンには大きく分けて「2つ」の「技術スキル」が入っています。
せっかくなので写真で説明します。
先ずは、この状況の技術。
続いての状況の、この技術。
この「2つ」の技術要素があります。
「連続性」を求めてトレーニングを行なっていますが、全く違う「2つ」の技術を取り入れて行なっているということが言えます。
架空のゴールを作ることによって、こういった連続性のあるトレーニングの中で技術の差別化を取り入れたトレーニングも行うことが可能になってくると思います。
ドリルトレーニングを手っ取り早く
今回は、「2つ」の技術トレーニングが含まれていることをあげたので、シンプルに「ドリルトレーニング」が「2つ」入っていることにまなります。
一つのざっくりとしたトレーニングの中に、手っ取り早く複数の「ドリルトレーニング」導入して行うことも可能になります。
もちろん、きちっと一つの「ドリルトレーニング」をこなして、ゲームに近づけてトレーニングする組み立て方も大事だと思っています。
GKコーチが、楽をするということではないですが、しっかりと「整理」して「状況」と「技術(テクニック)」の「差別化」をすることによって、効率よくトレーニングできますし、トレーニングの引き出しも増えてくるのではないでしょうか?!
まとめ
まとめになりますが、架空のゴールをGKコーチがイメージし、トレーニングに取り入れることによって色々なゴールの形が生まれると思います。
「アレンジ」することでトレーニングの引き出しが増えるのではないでしょうか??
ただ、一番肝心な「リアル」からかけ離れないことが大事ですね(笑)
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